堀江貴文さんの著書を読むのはこの書籍が初めてになります。
ものづくり技術者に共通する項が多いです。レビューを紹介です。
まずは失敗。この本はなんだ!?
代表著作と思って選んだのですが、思わぬ失敗をしてしまいました。
タイトルに『小説 多動力』、小さく『小説』と書かれています。
なんとこの本はラノベ仕立てだったのです。
まあ、ラノベ好きですから、抵抗感はないですが、少し変な感じです。
私のラノベ好きはこちらを参照
でも、読み終わってすきっり、言いたいことは明確で、ラノベ仕立てにした思惑は成功せいているのではないでしょうか。
これはあれと同じ感じです。2010年ころにベストセラーになった、
『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら』です。
私も発売当初読みました。分かりやすい説明だったのを覚えています。
小説 多動力
さて、小説多動力。
社畜だった主人公が、異世界で『多動力』を駆使してはっちゃけるストーリーです。
『多動力』は魔法やユニークスキルではありません。
行動力、考え方であり、誰でも、そして現実世界でも実践できるものです。
少なくともこの本が伝えようとしていることは、そうだと理解できます。
そして、整理してみると新しいセオリーとも言える、基本的な行動様式です。
多動力 キーワードランキング
共感できるキーワードが沢山ありましたので紹介します。
- 『自分の時間』を生きるためには、仕事を選ぶ勇気が必要。
その通りだと思います。
転職がもっと一般的になって、会社も社員もお互い緊張感を持って選択しあう関係が必要だと思います。 - 仕事に没頭し、遊びに没頭し、夢中になれさえすれば、目的はおのずと達成される。
共感できるポイントです。仕事も遊びも自分の時間をどう過ごせるか、という問題です。 - 『ワクワクしない時間』を減らす。
その通り。 - 情報自体に意味はない。
その通り、行動するためや、何かに使ってこそ、意味がある、 - これからは旧態依然とした業界に『オープンイノベーション』の波が来る。
その通りだと思います。これについては、随時解説していきます。 - とにかくチャレンジしようという行動力とアイデアで進化させる力が求めらる。
その通りだと思います。 - 見切り発車は成功のもと。
今の世の中、スピードがとても重要です。
日本の製造業は完全を目指してタイミングを逸している場合が多いように思います。 - 経費精算を自分でやるサラリーマンは出世しない。
強く共感しました。前の会社はこれがルールで、転職して良かったと思ってます。 - 自分にしかできない『原液』を作れば、とんでもない数の仕事ができる。
今後の仕事の仕方が大きく変わっていきます。その時の鍵を示唆していると思います。 - 仕事も遊びも、コミュニケーションも買い物も、スマホで全部事足りる。
前の会社のことです。
会社で個人のスマホ活用が推奨されてませんでした、だったら全員にスマホを配ればいいのにそれもできない。
結局、一部の人だけ個人的にスマホの便利さを活用して情報共有やコミュニケーションをしていた。
こういう状況が凄い嫌でした。
使えるものをなんでも使って、仕事のストレス減らして、競合との勝負に勝とうとしなきゃならないのではないのか・・・いつもそんな思いで仕事していました。
お勧め『小説 多動力』
一度読んでみることをお勧めします。
特に、現状に不満があるサラリーマンにお勧めの本です。
私も自分の考えが、この本を読んで更にすっきり整理できました。
私が目指すものとして、『人生の達人』があります。
これは、充実した人生を送りたい。最後良ければ全て良しではなく、プロセスも楽しみたい。
楽しく、そして難しいけどハマってしまうゲームのような人生を送りたいということです。
でも、別に波乱万丈な人生を送りたいわけではありません。
日々の日常にだって、サラリーマンの仕事にだって、ゲーム性も、愛しむことができる発見も、沢山あります。
ですが、この多動力を実践すれば、更にエキサイティングな人生になるだどろうし、それをしない時、今後、生活がつまらないものになってしまうだろうという予測ができるのです。
まとめ
私を含め普通は、
知らないうちに自分にバイアスがかかっていて、
多動力の実践が難しくなっているけど、
やってみたら普通のことで、
しかも、やったもん勝ちなんだよ。
というのがこの本で伝えたいことなのだと思いました。
私の転職経緯はこちらを参照