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人間心理 最悪想定がよい?楽観思考がよい?

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人間心理 最悪想定がよい?楽観思考がよい?

昨日、ものづくりでは最悪を想定した設計が重要であることをレポートしましたが、

人間心理として、最悪想定をどのように対応すべきかについて解説します。

前のブログ= 最悪条件の検証、ものづくりでの最悪想定

ポジティブシンキングが幸せを呼ぶ

よくポジティブシンキングが幸せを呼ぶと言います。これはスピリチュアルな話ではなく、学術的な研究結果によって証明されているそうです。

  • 学術誌『Cardiology』に掲載された約23万人対象の調査研究から、
    楽観的な人ほど深刻な心臓血管疾患にかかりにくい
  • 13,000人を対象とした最近のハーバード大学の研究
    自分が楽観的だと答えた人ほど身体が健康で、健康的な習慣を身に付けているほか、より多くの社会的支援を受けており、精神的にも社会的にも充実していることが判明している。

参考サイト

https://www.nike.com/jp/a/what-a-positive-mindset-can-really-do
コーチング ポジティブ思考がもたらす効果 より

楽観的思考 or 最悪想定

ビジネスの世界だけでなく、一般的にも、最悪の結果を想定して準備することは当たり前と言います。

でも楽観的に考えるべきだとここでは言っている。

さて、この矛盾するような2つの指摘にどのように付き合えばよいのでしょうか?

この考え方は「人事を尽くして天命を待つ」という格言に一致します。

分かりやすい説明の例としては、『防災の考え方』を当てはめることもできます。

  • まず、最悪の事態を想定して準備する。回避策、予防策を考え準備します。
  • 準備が終わったら、最悪の事態を考えるのを止めて、ポジティブなことを考える。
    思考を切り替える。

大災害が予想されている地域が沢山あります。

備えておくことが重要になっています。

でも、天災ですし、いつ来るか分かりません。

そういうものを日々恐れていたら心が病んでしまいます。

つまり、準備を終えたら、あとはポジティブに考えて日常をおくるのが一番いいわけです。

ものづくりでの最悪想定と楽観思考

この、「人事を尽くして天命を待つ」という考え方は、ものづくりでも一緒です。

新しい製品を開発し、品質・コストを作りこむ。

自分達の自信とはうらはらに、市場で本当に問題がないか、本当に売れるかは実際にやってみないと結果はわかりません。

でも、やれること、やらなきゃいけないこと、やりたいこと。。。これらを合理的に決め、やりきる。

心配だったらやることを増やせばいい。

しかし、決めた後は、心配しないで粛々と進めるだけでいいのです。

 

更に、「モノづくりは人づくり」と言われます。

「考え方」×「能力」×「情熱」=「結果」

情熱(人の思い)が重要であることは良く知られるとおりです。

すなわち、ポジティブシンキングが重要になるわけです。

最悪想定では情報収集が大事

さて、最悪の事態を考える上では、情報収集が大事となります。

ものづくりで考えると、最悪に備えた準備を考えるとき、より良い技術者が、多くのリスクに効率的に備えた活動を設定できるということになります。

これは、ものづくりでなくても同じです。

だから情報収集が大事になります。

例えば災害への備えについて、

『首都直下地震』が起きる確率は今後30年間で70%と言われています。

内閣府によると、東京都大田区付近の直下でマグニチュード7.3の大地震が起こった場合、最大死者約2万3000人、倒壊・焼失する建物は約61万棟、経済的損失が約95兆円と公表しています。

凄まじい被害です。東日本大災害よりも大きな災害となります。

しかし、大洪水の方が被害が大きくなる可能性があるとも言われています。

1959年に発生した伊勢湾台風をしのぐ台風による高潮が東京で起きた場合。
江東5区に大量の水が流れ込むと、少なくとも2週間は水没状態でかつ避難が困難な状態に陥る可能性があるそうです。

こういった情報を知ってないと効果的な防災準備ができません。
地震が起きた時、洪水が起きた時、それぞれ避難場所や対処が違いますから、情報を適切に知っていることが重要となります。

ダイヤモンドオンライン 記事参考より

東京で大水害なら被害は想像を絶する、直下型地震より警戒すべき理由
福田晃広:清談社、ライフ・社会 ニュース3面鏡
2019.2.8

https://diamond.jp/articles/-/193221

『備えあれば憂いなし』ということです。

ポジティブシンキングになる方法

さて、楽観的な考え方がより良い結果を呼び寄せるとのことですが、楽観的な考え方が苦手な人もいます。

そしてそういう人達からすれば、もともと性格が明るいタイプの人だけが、楽観的な考え方をできると思ってる人も多いのではないでしょうか。

しかし、楽観的な性格は後天的に形成できるそうです。

とは言え、子供の時の経験で形成される部分は確かに大きいそうですから、やはり、人の性格に依存する部分はあると言えます。

いずれにしても、楽観的な方がより良いわけですから、その方法を知り、実践するのは有効です。

そして、特に難しいことでもないのでやっていきましょう。

まず、間違った方法について

悲観的な思考から抜け出せなくなっていると感じるときは、とにかくポジティブに考えるよう自分に言い聞かせても無駄だそうです。

正解は

ポジティブな考え方ではなく、ポジティブな行動をとること。

ポジティブなことをたくさんすれば、気分が良くなり、ポジティブな考え方が促される。

  • 好きなことをやってリフレッシュする。
  • できることだけに取り組む(自分で管理できるから自ずと不安が取り除かれる)

実践は簡単そうですね。

ヨガのすすめ

ここで個人的にお薦めしたいのがヨガです。

私は自宅でヨガビデオを見てストレッチをしているだけ(しかも始めて数か月)なのですが、それでも気分が落ちつく感じや、ストレッチした後の充足感は実感しています。

ヨガの効果として、ポジティブシンキングになれることを挙げれているヨガレッスンスクールも多いです。

元々ヨガは、運動としてではなく、“人生を幸せに生きていくために作られたもの”です。

心と体を意識する事で、自然に自分の内側に意識が集中し、瞑想時のようなリラックスした状態に導いていくといった動作をします。

これによりネガティブな考えに陥ることがなくなります。

ぜひおすすめします。

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