友達が啤酒鸭(pí jiǔ yā)を作ってくれました。アヒルのビール煮です。
どんな料理かご存知ですか?
私は初めて食べました。
スパイシーで香りが良くて、ご飯が進む味です。
簡単に作れる家庭料理ですが、日本ならお店に出せる一品です。
材料
- アヒル
- にんじん
- ニンニク
- しょうが
- 各種香辛料
とうがらし
青花椒(チンホァージャオ、山椒の実)
桂皮(グイピー、シナモンの樹皮を乾燥したもの)
八角(バージャオ) - ビール
- 醤油
ポイントは、味付けが醤油だけ、たくさんの香辛料で味わいが出ます。
中国の人は調味料とか使うのを嫌う人が多いです。
オーガニック食材にこだわる人が多いです。
時々まがい物があるからというのもあるようですが、健康に気を使って食材を選びます。
八角と桂皮
作り方
作り方は簡単です。
- アヒルの肉を投入
- 油が出てきたら香辛料を入れて
- アヒルの中まで火が通ったらにんじん入れて炒める
(この時、アヒルから油がすごいでています) - 醤油で味付け
- ビールで煮る
- 煮汁が無くなったら完成
実食
完成しました。
ちょ~美味しいです。ごはんがすすむ味です。
アヒル、美味しいです。
でもアヒルの味っていうか、味付けとスパイスが美味しいです。
中華スパイスの味を楽しめる一品です。
複雑で、でもパンチが効いていて、いかにも中国の味。
でも日本人の口にも合う味ですね。
ビールで煮込むから?ショウガ・ニンニクが効いているから?
とにかく食べやすい味に仕上がってます。
それと、鶏肉だと肉の味が弱くなる気がします。アヒルだから美味しいって感じでしょうか。
それにしても油を使ってないのに、油コッテリの料理になります。
アヒルからこんなに大量の油が出るとは知らなかった。
にんじんがたくさん入りすぎですがOK。味を吸って旨いです。
そして、汁を吸ったニンニクもたまらなく旨い。
そういえば、中国の肉料理では骨が邪魔で食べにくいもの多いのですが、いつの間にか慣れてきました。
(まだ、鳥の足とか好んで食べる境地には達していませんが…)
骨の周りの肉を食べて、ぽいぽい骨をゴミ箱へ。
満腹、大満足でした。