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安すぎるぞ中国携帯電話料金

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安すぎるぞ中国携帯電話料金

中国の電話料金、データ通信料金の安さを紹介します。

現在、中国の携帯SIMを二つ使っています。値段や契約内容を紹介します。

二つ目のSIMが必要に

昨年末、会社ごと引越しをすることになりました。

江蘇省から広東省へ1500kmの移動です。

新しい住居でインターネット端末を設置しようとしたら、新しく携帯電話の契約をしなければならないとの結論になりました。

通常、インターネット回線は携帯電話のプランに付随しているものを選ぶことになるそうです。

今まで江蘇省にいた時は『中国移動』という会社のSIMを使っていました。

広東省に、『中国移動』があればよかったのですが、この地域にはないそうです。

中国は国土が広く、通話はどの地域でも問題ないのですが、販売・契約は各地域ごとになるようです。

このため、新たに広東電信のSIMを契約し、インターネットの設置をお願いすることになりました。

ちなみにインターネットは光通信です。選択肢がなく部屋での設置作業を見ていたら光通信でした。

さて、対応をサポートしてくれている総務の人から、今まで使っていたSIMを解約するか、聞かれたのですが、このまま維持することにしました。

今まで使っていたSIMは、生活基盤が全て繋がっているので解約が面倒です。

オンラインショップから、中国政府への届け出類、銀行、SNS ・・・

私が問題なく電話番号を切り替えるのはかなり難しいです。

従って、二つのSIMを使うことになりました。

中国の電話料金

さて、私の電話料金ですが、次の様になります。

最初のSIM(中国移動)

  • 50分通話料無料 18元/月
  • 10GBデータ通信 70元/月  計88元/月(=1400円/月)
  • インターネット料金 年間数千円(別支払いで覚えてない。中国移動で最初の電話を購入時に契約)

追加のSIM(広東電信)

  • 700分無料通話
  • 120GBデータ通信無料
  • 自宅インターネット回線  セット価格205元/月(=3100円/月

現在、トータル4500円/月くらい電話代を払っていることになりますが、

毎月トータル130GB使えて、部屋のインターネットも無料です。

日本は格安SIMで10GB 2000~3000円くらいといったとこでしょうから、大きな差があると言えます。

これは私が使っているスマホの画面です。意図せずたまたま『デュアルSIM』モデルなので便利です。

現在のデータ通信使用料

ちなみに、私は今、主にデータ通信を次の二つの要件で使っています。

会社の仕事を自分のスマホのテザリングで行う

会社のパソコンもあるのですが、自分のノートPCで仕事をすることが多くなり、これを社内Wi-Fiに繋ぎ、かつVPNで使おうとすると、実用に耐えられないレベルで遅くなる。

これは原因不明なのですが、自分のスマホのテザリングの場合はVPNで使ってもスピードが遅くならないので、現在は自分のスマホをルーター替わりに仕事をしています。

Youtubeなどの動画視聴(1日1時間低度)

通勤バスの中や、遊びに出かける時のタクシーの中で動画を視聴することが増えました。

平均すると一日1時間近く使っていると思います。

 

この状況で、月の使用が20GBを下回るくらいが現状のデータ使用量になります。

つまり、契約しているデータ容量はかなり過分なのですが、足りないよりは良いので、今の契約内容で満足です。

実は、120GBより小さいプランもあったのですが、値段があまり変わらなかったのです。

60GBくらいのプランで今より300~400円くらい安い感じでした。

まあ、販売側の戦略にうまくハマってしまった感じでしょうか、

でも、会社の人が付き添ってサポートしてくれてるので、その場で即断即決してるのでしょうがないですね。

あと、あちこちで5Gのポスターを見ます。私のスマホも5Gに対応しているのですが、5Gで使ったことがないです。
市街地はほとんどカバーしているそうですが、あまり行くことがないので。
いつか5Gを使ったらレポートしたいと思います。

まとめ

いずれにしても、中国の通信コストはとても安いです。

この値段で14億人の中国人が生活していることを想像すると凄まじいものがあります。

学生の頃から持ち始めるとして、でも一人で複数持っている人もいますから、やはり10億超える程度の携帯電話やSIMが稼働しているのではないでしょうか。

以前のブログで紹介しましたが、日本ではもう40~50年前には使われたいたであろうかというような分銅秤を使って、道端で野菜を売っているおばあちゃんも、モバイル決済が当たり前という、このカルチャーギャップが今の中国を表しています。

参考過去ブログ=分銅ばかりとキャッシュレス

国策として、ITシステム・サービスを安価で供給して産業を発展させていく手法が効を奏しているように見えます。

生活に重要なものが安く供給されるのは良いこと、必要なことです。

各国も注目し、中国が積極的に進めようとしている通貨のデジタル化(=デジタル人民元)も、市民生活には混乱を起こすことなく進めることができるように見えます。

日本もどんどん通信料金が安くなって、データ通信量を気にすることなく使えるようになって、キャッシュレスも進んで便利になったら良いと思いました。

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